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AGAと薄毛の知識

AGA型薄毛における栄養とホルモンの髪の毛への作用

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AGAは、思春期以降の男性に見られ前頭部の髪の毛の生え際が後退する、あるいは頭頂部の髪のボリュームが低下することによって地肌が見えやすくなる脱毛症で、40代の男性の3人に1人にその症状が現れているといわれています。
主な症状は、

  • 抜け毛が多くなった
  • 髪の毛が細くなった
  • 髪の毛が伸びない、伸びるのが遅くなった
  • 地肌が透けて見える
  • 髪のセットがしづらくなった
  • 頭皮が脂っぽい

などです。

AGAの原因になっているへアサイクルの乱れはどうして起きるのでしょうか。

 

O男性ホルモンと髪の毛の関係
「男性ホルモンが多いとヒゲが濃くなる」「女性ホルモンが多いと丸みを帯びた体つきになる」というような話を聞いたことがあると思います。ホルモンは体のあらゆる部分に作用するため、ホルモンバランスが崩れると異変となって現れます。それは髪の毛も例外ではありません。

男性ホルモンの一種テストステロンは、毛根近くの皮脂腺から分泌される還元酵素と結びつくことでジヒドロテストステロンに変換されます。このDHTが脱毛ホルモンといわれ、毛乳頭細胞にある男性ホルモンレセプターと結合することで、ヘアサイクルがみだれ成長期が早く終了してしまうのです。DHTの影響で前頭部や頭頂部が薄くなっても、男性ホルモンレセプターは後頭部や側頭部下部の毛乳頭細胞にはわずかしか存在しないため、その部分の髪の毛が抜け落ちることはありません。マン
ガ「サザエさん」の波平さんスタイルです。
さらにリダクターゼによって多くなった皮脂は、細菌などの影響で脂肪酸に変化します。脂肪酸は紫外線の影響を受けて過酸化脂質をつくり、皮膚の角質と相まってフケとなり脱毛の原因になるのです。

 

o薄毛は遺伝するか?
薄毛は遺伝するものなのでしょうか? 実際には、薄毛はさまざまな要素が関係することで起こり、遺伝によるものは全体の4分の1程度だといわれています。つまり、遺伝的に性質を受け継いでも、必ずしも薄毛になると決まったわけではないのです。
男性の性染色体はXYで、X染色体を母親から、Y染色体を父親から受け継いでいます。
テストステロンの分泌量にはほとんど個人差はありませんが、リダクターゼの分泌量には個人差があります。X染色体の一部であるリダクターゼの分泌量は、母親から受け継ぐため、母方の祖父が薄毛なら、孫にもその素質が受け継がれることが多くなるのです。

 

「AGAは遺伝する」と考えている人は多いと思われますが、先にも述べたとおりそれは間違いではありません。薄毛は確かに遺伝します。しかし、遺伝子をもっているからといって必ずしもAGAになるとは限りませんし、遺伝ではない原因によるAGAもあるのです。

 

o見逃せないストレスの影響
AGAの原因のひとつとして「ストレス」が考えられます。現代はストレス社会といわれるほど、私たちは仕事や家庭のこと、職場の人間関係や日々の生活においてそれぞれのストレスを抱えています。ストレスのない世界で生きるというのは無理といってもよいでしょう。
ストレスやガンをはじめとしたさまざまな病気の発症や進行・悪化にかかわっているとされます。私たちの体内の血流は、意志とは関係なく、自律神経によってコントロールされています。自律神経は、活勒する神経といわれる交感神経と、休息する神経といわれる副交感神経の2つで構成され、必要に応じて自動的に切り替わって働くようになっています。
過度のストレスがかかると、自律神経に大きな支障を与え、交感神経が強く緊張して血管を収縮させてしまうのです。そのために、頭皮に十分な血液が行きわたらなくなります。
髪の毛は、毛母細胞が分裂したり増値することで成長していくのですが、手付細胞は発毛に必要な栄養素や酸素を血液から得ています。血行が悪くなると、毛母細胞や毛根に十分な栄養が運ばれなくなり、その結果、髪の毛の成長が妨げられるだけでなく、抜け毛や薄毛を引き起こす恐れがあるのです。
さらに、自律神経が不調になると内臓機能を低下させてしまいます。髪の毛を形成する主な栄養素はケラチンというタンパク質です。内臓機能が低下することよってタンパク質を十分に吸収できなくなります。栄養不良のままでほ、太くてハリのある髪の毛に成長することができず、抜けやすくなるのです。

o生活習慣と毛髪の密接な関係
AGAの原因として、前述したストレスのほか、タバコやアルコールの飲み過ぎ、偏食や運動不足、あるいは睡眠不足といった生活習慣が密接に関係してきます。ある意味では、AGAは生活習慣病といってもよいのです。

運動不足
運動不足はAGAを進行させてしまうといわれています。私たちは運動することで、新陳代謝が盛んになり、血行が促進されます。逆に体を動かさないでいると、体内の血行は悪くなり、毛根に栄養が行きわたらなくなってしまうのです。
髪の毛は、直接、生命維持に関わる部位ではありません。栄養を取り込む優先順位が低いと体が判断しているので、頭皮に栄養や酸素を運ぶ血流が悪くなってしまいます。

タバコ
タバコは、髪だけでなく健康全般にわたって害を与えるもので、まさに「百害あって一利なし」です。喫煙することによって血管が収縮し、血行不良になります。頭皮の血行も悪くなり、髪の毛に十分な栄養を届けられなくなるのです。

睡眠不足
髪の毛は日中さまざまなダメージを受けています。太陽の紫外線、ホコリやチリ、湿度や温度の変化などはすべて髪の毛に負担を強いているのです。手母細胞や毛根がそれらのダメージから回復するために睡眠中に活動しています。そのため、睡眠は髪の毛にとって非常に大切な時間です。
私たちの体は、毎日適切に睡眠をとることによって疲労を回復しています。さらに、睡眠は体の免疫力を高め、体力を回復してくれるのです。睡眠不足になると、疲れがとれず、体の機能も低下していきます。運動不足のところでも触れましたが、髪の毛は生命に関係する度合いが低いので、栄養素を取り込む優先順位は最後のほうに回されているのです。
つまり、頭皮へ栄養を送らないで、重要な臓器に送るようになっています。睡眠不足によって、一番初めにダメージを受けるのが髪の毛です。

食生活の乱れ
日本の食生活は近年どんどん欧米化が進んでいるといわれますが、髪の毛にとっても、食の欧米化は大敵です。アジアでは日本が一番の「薄毛大国」で、薄毛率の低い中国と比べると、食生活が大いに関係するといわれています。脂肪分や動物性タンパク質が多い欧米型の食事では、頭皮から皮脂が過剰に分泌されることになり、毛穴を詰まらせる原因になります。
さらに、欧米型の食生活では肥満になりやすく、肥満は血流が悪くなって発毛に必要な栄養が十分に届かない原因になります。さらに太った人は汗をかきやすく、頭皮の毛穴を詰まらせることにもなるのです。
欧米型の食生活は栄養バランスの面から見ても問題があり、これは、生野菜をとることが少ない外食でも同じことがいえます。
さらに、ダイエットや刺激の強い食べもの、甘いものをとりすぎるなども要注意です。
偏食による栄養不足や、食べ過ぎによる内臓の酷使などによって、AGAになることがあります。要はバランスが大切なのです。

血管の硬化

食生活の乱れと関係してきますが、AGAと血管の硬化とは密接な関係にあります。みなさんは健康診断などでLDLコレステロールのことは見聞きしたことがあると思います。LDLコレステロールとは悪玉コレステロールともいわれています。脂っこい食べものが好きな人で中年以降から数値が上がり、医師から「血液がドロドロですよ」と注意勧告を受けたことはありませんか。LDLコレステロール値が高くなると、いわゆる脂肪のかたまりを発生させる要因となります。
プラークができると、血液の流れが悪くなり、血管にかかる圧力が強烈に上がることで、高血圧を引き起こします。強烈な圧力を受け続けた血管は徐々に厚くなります。そうなると血管は硬くなり、柔軟性を失っていくのです。
頭皮には毛細血管が縦横無尽に張り巡らされています。その毛細血管によって毛根に栄養素を送り込んでいるのですが、もし、そこに届くまでに流れが滞留したり、毛細血管が詰まったりしたらどうなるでしょうか。髪の毛の貴重な栄養源となる血液が毛根に届きにくくなるばかりか、これが進行すると心筋梗塞や脳梗塞などに発展して命の危険を伴うことになるのです。

お酒の飲み過ぎ
飲酒が適度であれば、体や髪の毛に悪影響を与えることはありません。ストレスの解消につながり、頭皮の血行もよくなり、栄養の補給も十分に行えるでしょう。
それではお酒を飲み過ぎるとどんな弊害が出てくるのでしょうか。
まず、体内に取り速まれたアルコールは、肝臓で分解されます。そのとき、毒性のアセトアルデヒドを生成します。アセトアルデヒドは二日酔いの原因物質とされています。分解酵素などによって最終的には酢酸になりますが、この過程で大量のアミノ酸やビタミンが消費されるのです。アミノ酸は、発毛に関わるシスチンやメチオニンといったタンパク質やビタミンB、亜鉛などの栄養素を含みます。そのため、アルコールを分解する際に髪の毛の成長に必要な栄養が奪われてしまうのです。また、亜鉛は毛母細胞の活性化に関わる栄養素で、不足すると頭皮の新陳代謝が滞ることになります。
さらに、多量にお酒を飲むと、アセトアルデヒドが十分に分解されず、残ったアセトアルデヒドが血中を循環します。アセトアルデヒドには睡眠を妨げる働きがあり、成長ホルモンの分泌にも影響を与えるのです。また、血中に流れたアセトアルデヒドは、ジヒドロテストステロン(DHT)を増加させます。遺伝のところで説明しましたが、DHTは脱毛ホルモンで、AGA対策にはまずDHTを減らすことがなによりも優先されるのです。

AGAによる薄毛は、「ヘアサイクルの乱れ」によって引き起こされますが、その原因となるのは脱毛ホルモンだけでなく、毛根への血行不良により栄養供給ができなくなることも大きな理由です。高血圧や糖尿病、痛風のような生活習慣病の一面をも
っているということです。
そうなると血流を改善させるための生活習慣の改善がAGA対策にほ欠かせないことになります。コレステロールを抑えることや肝機能の向上による代謝機能の改善も発毛や青毛に関係してくるといえるのです。
ここにとりあげた生活習慣だけではなく、さまざまな要因が複合的にからみあって発症するのがAGAとされています。食習慣や睡眠などをきちんと整えていくことで、薄毛の進行を遅らせることになるのです。

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