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AGAと薄毛の知識

成長期の細胞が髪の毛が生える薄毛の決め手

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医学的に正しい治療を施していけば、薄毛は必ず改善できるものです。

ここでほ、なぜ薄毛が改善できるのかについて、できるだけやさしく解説していきますが、これだけは知っておいてもらいたい毛髪についての一般的な知識を簡単に整理しておきましょう。
毛根は、「毛包」というさやのような形をした商状のものに囲まれていますが、ここは髪の毛の成長を担う重要なところです。小さな器官にもかかわらず、5層に分かれた複雑な構造になっています。一つの毛穴から髪の毛が1本ずつ生えているのは約2割で、多くは何本も生えているのです。

毛根の根元にあたる部分はふくらんでいますが、これが「毛球」です。毛球の先の中央部がくほんでいるところが「毛乳頭」になります。この毛乳頭を取り囲んで集まっているのが「毛母細胞」です。また、毛包のまわりには毛細血管が網の目のように縦横無尽に張り巡らされ、髪の毛の成長に必要な栄養分や酸素を毛包に送り届けています。

毛乳頭や毛母細胞、毛細血管は最近のテレビCMなどで耳にされた方も多いと思いますが、これらが、
髪の毛の成長に欠かせない組織です。

毛母細胞は毛乳頭からの指示を受けて、毛細血管から栄養分を吸収することで毛母細胞が分裂をします。そして、分化・増殖・分化を繰り返しながら髪の毛になり、毛根から押し上げられて上へ上へと伸びていくのです。これが髪の毛の伸びる仕組みになっています。

ちなみに髪の毛は1日に0.2~0.4ミリほど成長するといわれているのです。毛根は胎児のときにつくられ、基本的にその数は生まれてから一生変わりません。

毛包の頭皮に近い部分には、髪の毛や皮膚を再生するバルジというふくらみがあり、そこには立毛筋がついています。立毛筋は髪の毛を立たせるための筋肉で、鳥肌を立たせるなどの役割を担っていますが、髪の毛の成長などには関係しません。また、毛包には皮脂腺があり、ここで分泌された皮脂が皮膚や毛髪を乾燥などから保護しているのです。

o硬い髪の毛と軟らかい髪の毛
1本の髪の毛は、大きく分けると3つの層からできています。中心部を毛髄貫一メデユラⅡその外部を毛皮質一コルテックスⅡ 一番外側を毛小友一キユーティクルーといいます。

お寿司のかんぴょう巻きに例えると、かんぴょうの部分がメデュラ、ご飯の部分がコルテックス、そして、のりの部分がキューテイクルです。
メデュラはハチの巣状の構造で、内部がすかすかで空気を通すようになっています。これは頭部を熱から守るためといわれておりますが、その機能や働きについてはまだ十分に解明されていません。主成分はタンパク質で、欧米人の髪の毛には、このメデュラがほとんど含まれていないといわれています。
コルテックスは、繊維状のタンパク質が集まってできており、毛幹の85~90%を占めています。このコルテックスは髪の毛の柔軟性や太さ、メラニン色素の数によって髪の毛の色にも大きく関係してきます。また、繊維状のタンパク質は縦方向につながっているため、引っ張ってもなかなか切れにくくなっているのです。
キューティクルは、トリートメントなどのCMでおなじみだと思いますが、半透明のうろこ状のものが一定方向に平たく何枚も重なりあい、髪の毛の内部組織を守る働きをしています。髪の毛のツヤや手触り感を決めるのはこのキューティクルで、ブラッシングなどの物理的刺激、シャンプー時の水や薬剤といった化学的刺激から毛髪内部を保護しているのです。
髪の毛の主成分はケラチンというタンパク質で、シスチンを14一18%含んでいます。ケラチンが含まれていることで、髪の毛のコシや弾力性、柔軟性が生まれます。一般に毛を燃やすと異様なにおいがしますが、これほシスチンが分解して生じるイオウ化合物のにおいです。

よく、髪の毛が硬い、軟らかいといいます。髪が硬いとごわついたり、おさまりが悪かったり、まとまらない、広がるといった悩みがあらわれ、反対に軟らかいと、コシがなくてへなへなでボリュームが出ない、べたつくといった悩みが出やすいものです。

硬い、軟らかいの差はどうして生まれてくるのでしょうか。キューテイクルの枚数が多くて重なりが厚いと髪の毛は硬く、キューティクルの枚数が少なくて重なりが薄いと軟らかくなります。さらに、コルテックスが太くて繊維組織が多いと弾力があり硬くなり、細くて繊維組織が少ないと軟らかくなるのです。
秋毛は硬毛よりも直径が小さくメラニン色素が少ないため、周りの髪の毛より薄い色をしています。私たちは幼児期から思春期へと成長していくにつれ、この秋毛が太くつややかでコシのある硬毛へと変化していくのです。

o髪の毛は3~6年で生え変わる
髪の毛は頭頂部が一番速く伸び、次が側頭部です。個人差もありますが、性別によっても伸びる速さも異なります。平均すると1日にO・2一O・4ミリ、Iカ月で約1センチ、1年でほ約12センチ伸びる計算です。しかし、髪の毛は永遠に伸び続けるのではなく一定の期間が過ぎると自然に抜け落ち、その同じ毛穴からからまた新しい髪の毛が生えてくるのです。いわゆる「髪の新陳代謝」によって、髪の毛が生まれ変わっているといえるでしょう。
1本の髪の毛が成長し始めてから抜け落ちるまでの周期を「ヘアサイクル一毛周期」といい、最近では「発毛サイクル」と呼ぶこともあります。1本の髪の毛の寿命は平均して3~6年です。このため、生まれてから一度も髪の毛を切らないでいたらどれだけ伸びるかというと、せいぜい1メートル。ほとんど座高の高さと変わりません。この長さが限度です。

しかしギネスブックには、2010年に亡くなったべトナム大男性の6.8メートルという記録が載っています。50年以上散髪に行かなかったといいますが、これは例外中の例外です。

ヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」を3~6年で繰り返しますが、人間が一生で繰り返すのほ15回ほどになります。毛包の一つひとつがそれぞれ別の周期になっているため、いっぺんに抜け落ちるということはありません。平均すると1日に50~100本は自然と抜け落ち、そして生え変わっているのです。つまり、毎日毎日100本近い髪の毛が抜けたからといって、なにも心配することはありません。健康な人であれば、その抜けた分だけの髪の毛が生えてきているのですから。

ヘアサイクルそれぞれのステージを簡単に説明しておきましよう。

成長期

成長期は、髪の毛の元となる毛母細胞が細胞分裂を活発に繰り返している時期で、髪の毛が伸び続けている状態です。成長期では1カ月に約1センチのぺースで伸び続けるといわれています。また、ヘアサイクルのなかでも一番長い期間で、平均的な髪の毛で5年は成長期が続き、次の退行期になってから自然と抜けていくのです。この成長期が長ければ、髪の毛は太く丈夫に育っていきます。いま生えている髪の毛の90%程度が成長期にあたります。

退行期
退行期は、成長期で細胞分裂を活発に繰り返していた毛苛細胞の力が弱まり、髪の毛が成長しなくなる時期です。成長しきった髪の毛が退行期に人ると、色素細胞がメラニンを合成しなくなります。毛根内部の細胞が小さくなっていき、髪の毛を成長させていた手母細胞の働きも急速に弱くなるのです。退行期では2~3週間で髪の毛が成長を完全に停止し、髪の毛は毛包に包まれながら上部へと上がっていきます。いま生えている毛髪の1%程度が退行期にあたります。

休止期
休止期は、退行期で活動が低下していた毛母細胞が細胞分裂を止めて、髪の毛の成長がストップする時期です。成長が止まった髪の毛は次の新しい髪の毛を育て始めるため、徐々に上に移動し、抜けやすい状態になります。ふだんの生活で髪をとかしたり、手で軽く触れるだけでも髪の毛が抜けてしまうのは、休止期に人っている可能性が高いのです。休止期は2~4ヵ月間続きます。いま生えている髪の毛の10%以上が休止期にあたります。

 

このへアサイクルが順調に進んでいれば、成長期の期間や髪の毛の成長速度に大きな変化はありません。髪の毛が抜け落ちてもその分の髪の毛が生えてくるので、薄毛になることはないのです。一般に髪の毛は成長期の初期では、軟らかい状態ですが、時間の経過とともに硬い髪の毛に育っていきます。

ところが、ヘアサイクルが乱れて、成長期の期間が短くなったり、休止期が長くなったりすると、生える髪の毛よりも抜け落ちるもののほうが多くなります。十分に育たない、細く軟らかい髪の毛が多くなると、髪全体のボリュームが少なくなり、地肌が透けて見えるなど、いわゆる薄毛の状態になります。

20代までに症状があらわれる薄毛を「若年性脱毛症」。30~40代で症状があらわれるのは「壮年性脱毛症」といい、これらを総称して「男性型脱毛症(AGA)」と呼ばれています。

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